豊かな水辺環境と水辺文化を創造する
私たちは「豊かな水辺環境と水辺文化の創造」を実現させたいと思っています。
多様な生き物、多様な景観。
多くの人たちが集まり、遊び、憩い、癒され、生かされる。
そんな「水辺」に関わる活動・人を応援するのが「カワサポ」です。
川を起点に流域(山・川・海)を良くするクラウドファンディング
自分にはできることなんてない。と、人ごとだった山・川・海のことを、
まず山・川・海の環境団体の活動を通して知ってもらいたい。
そして共感したら、行動を起こして団体の活動を応援し、みんなで流域全体をキレイに、豊かにしていく。
そんな活動を気軽にするための仕組みがクラウドファンディング『カワサポ』です。
クラウドファンディングとは、あることを本気で変えたいと思って活動する人・団体に、必要な資金を、ネットを通して多数の人から集める仕組みです。『カワサポ』が他のクラウドファンディングと違う点は、河川を中心とした流域(山・川・海)の環境改善に特化していること。
カワサポを始める!
- 支援する ▶︎ プロジェクトを探す
- 団体登録して支援を集める ▶︎ 団体向け 登録の仕方
水は全てをつなぐ
私たちが大切に思っている事、それは、水は自然環境の血液であり、川は血管であるということです。
「水」を介して全ての自然環境はつながっています。
豊かな木々に覆われた山や森に降った雨は、時間をかけて地面を浸透し、木々を大きくし、実りを与えて、動物たちに生きる糧を提供します。やがて集まって流れ、川となり、栄養分をいっぱい含んだ川の水は多くの生き物を育てます。そして大地を潤し、多様な景観と多様な生物を生み、母なる海へと注ぎ、地球を形成しています。
人間の生活・社会はどうでしょうか。
林業、農業、漁業、畜産業、工業、運輸業、あらゆる産業や生活で、水が不可欠です。
そもそも、私たち人間だって水がなければ生きていけません。私たちの身体は水で出来ているのですから。
私たちが体に取り入れた水、生活で利用した水、産業で使った水、これらはまた自然環境の循環の輪の中に戻っていきます。我々人間社会も自然環境の一部、循環の一つのファクターに他なりません。人間社会と自然環境は対立軸で捉えるものではなく、同じ輪の中のものとして捉えるべきものです。
直接的な例として日本の農業を挙げれば、「水田」という人の作り出した「自然環境」でしか生息できない植物、生き物がいっぱいいます。農業用水の確保を目的に造られた「ため池」では、農業のリズムに合わせて出水を管理するので、時期によって水位が変動します。その水位の変動に合わせて生きている植物もいっぱいいるのです。人間が積極的に関わっていくことで維持される「自然環境」があるのです。
もう一つ重要なのは、水が我々に与える文化的側面です。
都会に住む人々にも水辺が憩いの場、癒しの場であるという遺伝的な認識があります。水面に輝く光、せせらぎ、波音、静寂、景観等々。水辺は古来から唄に読まれ、メロディーとなり、小説の舞台となり、絵に描かれ、子供を育て、大人に余暇の安らぎを与えてきたのです。
もしかしたら、人間こそが最も水の恩恵を必要としている生き物なのもしれません。
水辺に定住し、文化を生み、社会を構築してきた我々は、やはり水と親しんでいくことが心地良いのです。人は水辺に集いたい生き物と言ってもいいでしょう。つまり、水辺に集うことを厭うようになった、集える水辺がないコミュニティーは健康的ではないと言えると思うのです。
身体の何処かに不調が生じれば、必ず血液に影響がでます。血液に影響が出れば、血管に影響がでます。カワサポは、健康に血液が身体を巡ることができるよう、健康な身体でいられる様、健康を回復できるよう、色々な体の不調に関わっていくべきだと思っています。
ですから、カワサポのクラウドファンディングは、水辺を中心とした広義の自然環境の再生、保全、活性化に繋がる活動を対象にしているのです。
- こちらから ▶︎ 対象となる団体・活動について
頑張っている山・川・海の団体を応援する方法は2種類
1つは団体そのものを継続して応援する方法(リリースに向けて鋭意開発中)、もう一つはプロジェクトごとで特定期間だけ応援する方法です。団体を応援する場合は、毎年自動更新ですが、プロジェクトは達成金額に行かない場合は引き落としがかからないようになっています。
- こちらから ▶︎ プロジェクトを探す
応援のお礼に、「ありがとうギフト」が年に1回プレゼントされます。
(『カワサポ』は寄付や投資ではなく、購入型のクラウドファンディングです)
地元ならではの特産品などの「ありがとうギフト」は、ワクワクするし、届くのが待ち遠しいくなるはず。
- こちらから ▶︎ ありがとうギフトについて
山・川・海の環境団体の方々は別のことで生計を立てて、休日を使って活動し、時には持ち出しをすることもある。
それでも地域を、都会を、子供たちの未来を豊かにしたいと頑張っています。
ぜひ、彼らの活動を知ることから始めて、行動を起こしたいと思った時に、『カワサポ』を通じて応援をしてください。
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カワサポを立ち上げた想い
物事を変えるには、人と資金が集まる必要があります。
その中心には、その物事を変えようとする熱い心を持ち、良くしていくために動き続ける人が必要です。
他のクラウドファンディングと違い、カワサポには団体登録選考に面談実施があるのですが、
その時に行動により人を引き付ける力を持った人物であることを感じ、
運営を行い影響を広げていく能力があるという観点で団体を選んでいます。
書類ではわからない、今後の「期待値」が分かります。
『カワサポ』は、そういった団体・組織・活動を資金面だけでなく、
出来る限りその魅力が伝わるよう協力し接してもらえる方を増やしていくための仕組みです。
山・川・海といった切り口、環境という切り口は、
自らの生活に直結しない為、多くの方の共感を得にくい、ということは確かです。
「きれいにしてくれるの、頑張ってね」、と。
しかし、実はこれらの問題は、魚や貝が食べれなくなる問題、
洪水や土砂災害、地球温暖化という身の回りの危険の問題、
気持ち良い環境で過ごすという「住」の問題、に密接につながっていることなのです。
近くの川で釣りあげた新鮮な鮎をその場で塩振って七輪炭火で焼き上げて食べる。
近くの海で採ったハマグリをその場でてんぷらにしてたらふく食べる。
緑が映え、虫が鳴き、水のせせらぎを聞き、季節を感じる環境で生活する。
出来る限りクーラーを使わず自然の風で気持ちよく過ごす。
学校の帰りに川で泳いで、ドジョウやカニを採って帰る。
川そばのカフェテラスで川の流れる音を聞きながら読書をする。
こういった過去普通に出来ていたことを行うのに、非常に大きな努力が必要な時代になっています。
こういったことが出来るよう頑張ってくれている人々がいます。
行政も地域住民からの要望がないと部署を置いて対応してくれません。
現在の地域の現状はその地域の方の思っていることの結果です。
ぜひ身の回りで行動している方、故郷で頑張っている方にも目を向け、
興味を持っていただき、そういった方々に触れてみて頂ければと思っています。
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